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2017年8月18日 (金)

これは必読「戦争と平和」百田尚樹著

なんとも絶妙な時期に発売された百田尚樹氏の新刊 「戦争と平和」 これは必読ですな。

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日本が何故、先の戦争で敗北したのか?その根本原因をたんたんと説明している。たしかに百田先生のおしゃるとおりですなぁ。 読んでみて、まさにぐうの音も出ない。

ショックなのは「日本人は戦争に向いてない」ということだね。 たしかにそうかもね。 第一章で 先の戦争で大活躍した「零式艦上戦闘機」についてたんたんと述べられているが、以前、「ゼロ戦と日本刀」という著作でも述べられていたけれど、まさに零戦は日本刀のようなすっごい手間隙がかかって、それも熟練工でなければ作れない兵器だったんだよね。それに当時の搭乗員の技量がもう神業くらいに物凄かった。(当時の日本は凄く貧しかったから優秀な若者は食うために軍隊に志願したからである)だから緒戦では負け無しなくらい強かったんだよね。 しかし、アメリカの戦闘機は・・・・・ これ以上説明するとネタばれするので是非とも買って読んでくださいね。 なんと¥760の超バーゲンプライス。 これ以上の反戦本は無いかもしれない。 そのくらいに内容は濃いし、それでいて読みやすい。できるだけ若い人に読んでもらいたいということで、かなり噛み砕いて書いてある。

それにしても、この本で「現在の日本もそれほど戦前とは変わっていない」 とは真実ですな・・・。あれだけコテンパンにやられたのに日本人に根本で変わらないのかもしれない。 自衛隊の護衛艦、「ひゅうが、いせ」ひゅうが型(16/18DDH) というヘリコプター空母型が就役し、その拡大版の「いずも、かが」いずも型(22/24DDH)までも就役して、軍事ヲタクは大喜びなんだけど、これって2隻体制なんだよね。 あれっ?どっかで同じようなことが・・・

そうなんです。過去の大日本帝国海軍の空母、戦艦はいつも同型艦2隻体制だったのね。 アメリカでは同型艦を最低でも4隻作る。いまの原子力空母だって10隻、基本形は同じである。なぜかというと1隻がフル稼働、2隻目が弱稼動、3隻目が演習や訓練、4隻目が保守点検で4隻無いと戦力として稼動できないんだよね。 さすがに戦争が上手なアメリカはよーくわかって戦力を組み立てている。あの人もカネも有り余っていたアメリカでさへそうしてたんだから。 同型艦2隻では保守点検できないからつねにフル稼働状態。船も飛行機も兵士も休めない。 そりゃあ、負けるわな。当たり前の結果ってことさ。 日本がロシアのバルチック艦隊に勝てたのは、ロシアの艦と兵士が長旅でぼろぼろだったからなんだよね。 それなのにいまでも海上自衛隊護衛艦の同型艦2隻体制って・・・・ やはり「日本人には戦争は向かない」のかもしれない・・・

それに、先の大戦では兵站がまるでダメで輸送艦とかがぜんぜん足りなくて、それらも簡単に沈められてさんざんだったのに、秀作といわれる「おおすみ型」なんて3隻ですでに艦齢20年・・・おおすみ型II  燃料とか糧食とかの補給艦「とわだ型」  とわだ型 これも3隻で艦齢が20年超え・・・ 後継の「ましゅう型」は2隻のみ・・・ましゅう型

どうしても帝国海軍の艦隊決戦志向が抜けないのかねぇ・・・

今の日本に必要なのは「おおすみ型」のような震災とかにも活用できる艦を大量に就役させ、また海上保安庁の大幅予算アップで人員と保安船の拡充だと思うんだけどねぇ・・・

まあ、是非とも「戦争と平和」を購読してくださいな。

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